2014年10月19日日曜日

炭焼きはじまりました!!

七沢森林公園では、間伐材を使って、自前で炭焼きを行っております。
年間で、約8トン炭を生産し、公園内にあるBBQ場にて利用者の皆様に使って頂いております。
森林資源を循環エネルギーとして、有効活用することに努めております。
炭焼き作業は冬場が本番!今年も炭焼き作業を開始しました。

炭焼き作業は、大変重労働ですが、管理員さんたちは煤だらけの真っ黒になりながらも意欲的に取り組んだおります。その様子を紹介いたします。


①まず、間伐材を1mにカットし炭釜に入るよう加工します。

伐木した材を1mカット!
太い材は薪割り機を使って真っ二つに!

通常はコナラ・クヌギなどが良い炭になりますが、
今回は、間伐したスギ・ヒノキ材を炭として有効活用します!


②炭窯に材を隙間なく詰めていきます。


釜の中では材を詰めていきます。
中腰で煤だらけのこれまた大変な作業です
材は重いので重労働・・・。
「運べ!運べ!」の大合唱♫ テンポよく釜に材が入っていきます。












このようにびっしり材を詰めます!
小休止のため釜から出てきました!
これぞ、ススも滴るいい男・・・??
          
           炭の品質チェックも忘れません!!
        火の付き具合はどうでしょう?
       
っと!!栗がゆでられ始めました(笑)
その後、おやつとして管理員さんのお腹に収まりました。














  細かい材も駆使して、とにかく釜にびっしり詰めてます。
このように隙間に小さな材をつめて、
ぴっしりと!
ペイローダーも使って、材を運び、
じゃんじゃん窯につめていきます。
鉄板で蓋をして、炭材いれは終了です。
 ③着火作業

このように、火を釜口で炊き、釜全体に火を回していきます。

その後、3~4日間、火の調整をしながら燃やし続け、釜から出る煙が350℃ほどになったタイミングで窯を密閉し、火を止めます。この火加減と火止めのタイミングが難しく、管理員さんは昼夜問わず、釜をチェックします。


④炭出し作業。火止めから1週間後、釜も冷め、炭だし作業を行います。


お!でっかい炭!!
今回もばっちりの出来具合のようです♫

     
       釜から出した炭は袋につめて、

トラックに積んでBBQ場へ運搬します
こうして、約2週間の工程を経て、炭が生成されます。

是非、当公園のBBQ場に遊びに来てください。
仲間やご家族と”環境にやさしい”、おいしいBBQを楽しんでいただけるかと思います。

また、11/3に開催される「森のまつり」では、炭や木酢液の販売をおこないます。
こちらも、よろしければ是非お越しください。