戦後、材木として植えられたスギ・ヒノキ、薪や炭の材料として使われていたコナラやクヌギが園内に所狭しと生育しています。
その多くは、約50年以上が経ち、大木となり伐木時期を迎えています。
里山として使われていた山は、間伐を行わないと、山が暗くなり下草が生えず土砂崩れをおこしやすくなったり、綺麗な山野草が見れなくなったり、日が差し込まずジメジメしてヤマヒルがでたり・・・。
前置きが長くなりましたが、これらの理由から七沢森林公園では定期的に伐木作業を行っています。(園内には炭小屋があり、伐木材を用いて炭焼きを行っています。できた炭は、公園内のBBQ場で利用しています。)
スギの切り株 |
年輪を数えてみると、122歳!!
年輪を観察してみると、成長著しい年もあれば、1㎜も成長してない年もあったり・・・。
その時その時、このスギがどんな環境で生きていたのか、想像するも楽しいです。
スギは花粉症の原因として、嫌われ者になりがちですが、実は葉っぱをもむとさわやかないい匂いがします。
アロマオイルの原料としても使われています。リラックス効果が期待できるようです。
写真は、切り倒されたばかりで、樹液が出ています。この樹液も、とってもいい匂いがします。
樹液は、触ると手がべたつきますが、是非、散策の際、切り株にであったら匂いを嗅いでみてください。
~森林セラピー体験ウォーク~
森林セラピー基地として認定された七沢森林公園で、癒しを体験してみましょう!
指導:NPO法人かながわフィールドスタッフクラブ
開催日:毎月第2日曜日
時間:10:00~12:30
集合場所:公園管理事務所前
参加費:200円 (事前申し込み不要)