クマやヤマネなどの動物達は冬の間、穴の中などで冬眠をして過ごしますが、
昆虫達は卵、幼虫、蛹、成虫などなど、種類によって様々な姿で冬を越します。
その昆虫達の一種、カマキリは卵の状態で冬を越しますが、それぞれ卵鞘(らんしょう)
という気泡を作り、その中に卵を数百個入れて、寒さや衝撃から守ってあげるのです♪
写真の卵鞘は、ハラビロカマキリのもの♪ 樹の幹に産む事が多いのですが、こちらは
樹の枝に産んでいました♪
このまま厳しい寒さに耐え、3~4月頃に親同様、ちょっとナマイキなカマキリの赤ちゃん
達が、ゾロゾロ生まれて来るのです♪
ちなみに、家の中に置いておくと、室温の高さから自然界より早く誕生し、あっちこっちに
カマキリが!!!・・・という、とんでもない事になるのでご注意を(筆者経験あり)